これが和太鼓! これぞ和太鼓!


太鼓衆一気とは、日野一輝を主宰とした「少人数で大人数に負けないアンサンブルと、和太鼓の本当の音を奏でる」を目的として結成した太鼓集団です。現在は埼玉県に拠点を置き国内外で展開中。
2004年、日本人で初めてとなるウクライナ全土ツアーを皮切りに海外にも進出。3度に渡る台湾ツアーや5年連続招待出演の韓国ドラムフェスティバル、「Red Bull BC One」やロンドンで開かれた「Japan Festa 2012」にも招待される。
2014年には世界最大芸術祭典の「Edinburgh Festival」でイギリスメディアから4つ星評価され「IKKIは伝統の枠を越えた完成されたパーカッショニストだ」と、名誉かつ価値のある評価を頂く。
2016年、ポーランドにて7都市ツアーを敢行。各地で満員御礼という大盛況で幕を閉じた。
同年、Edinburgh festivalにて、再び4つ星評価を頂く。


何年経っても変わらぬコンセプト、進化し続ける音で、これからも世界各地で和太鼓の魅力を伝えて行きます!

2002年7月
日野一輝を中心に大阪で3人で旗揚げ。
2004年
IOV事業で台湾一周ツアー。日本人初、単独でウクライナ全国ツアーを行い延べ1万5千人を動員する。韓国ドラムフェスティバルに参加。
初の単独公演を大阪で行う。
2006年
東京で単独公演を行う。
2007年
埼玉で5周年記念コンサート。
2010年
春爛漫ツアー(東京・埼玉・群馬・千葉)
代々木体育館で開かれた、Red Bull主催の「Red Bull BC ONE TOKYO 2010」で演奏。
2011年
埼玉で打楽器団体を集めたイベント「IKKI’s Drum Festival」を主催。
2012年
ロンドンで開かれた「Japan Festa 2012」で招待演奏
埼玉で10周年記念コンサート。
2013年
世界最大の芸術祭「エディンバラ・フリンジ・フェスティバル」に初参加する。
2014年
同フェスティバルに2年連続参加。イギリスメディアから4つ星評価を受ける。
2016年
同フェスティバルに4年連続参加。過去最多の3,000人以上の動員、再び4つ星評価を得る。
ポーランドツアー(7都市)
イギリスのライブハウスで演奏。
2017年
エジンバラフェスティバルに5年連続参加
フィンランド公演
ポーランド・リトアニアツアー
結成15周年全国ツアー(8都道府県)

★★★★ -British Theatre Guide-



太鼓はすぐに分かる音楽のスタイルだ。演奏のスタイルはグループごとに多少違うであろうが、リズムは演奏者全てに共通している。言うまでもなく、それは訓練方法が 普遍的であり極めて厳しいものだからだ。多くの奏者は、演奏できるレベルに達するまで数十年をかけている。太鼓は宗教といわんまでも、人生の道であるに違いない 。
しかし、太鼓グループは、必ずと言っていいほど他の打楽器を用いており、時には吹奏楽器や 弦楽器も使われている。そして、見事に構成された振り付けは精密に演じられている。
ここに記すのは、とても有能な 鼓手たちであり、彼らは自らのグループを作ることで、その訓練法や知識を分かち合っている。
サムライドラム・イッキは 昨年度もここで演奏していた。その当時は、まだ若くウブな印象を受けたが、可能性と将来性を感じた。旅をして、訓練をする。これが 非常に重要なのだ。
昨年芽を出し始めた彼らのプロ根性と自信は、今年になってしっかり根をはっている。その芸術性と技術は 確かに受け継がれている。
これからの長いキャリアの入り口にあって、サムライドラム・イッキの若き鼓手たちは明らかに熟成しつつある。サムライドラム・イッキは優れた太鼓グループの一つになることは間違いない。
彼らを今この場所で体験しておく価値は大である。また一つ、全ての年齢層に大推薦できるパフォーマンスが増えた。


★★★★ -Broadway Baby-



ここエジンバラで高い評価を受けるSAMURAI DRUM IKKI。4人の奏者が魅せる高い技術力、まるで美しい舞踊を見てるようなドラム・ルーティン、そして会場中に充満するまるで目に見えるかの様な彼らのエナジー。そこにいた観客は、全ての演目が終わるまで息がつけない。
彼らの演奏スタイルの核はリーダーが全て作曲したオリジナルの楽曲。彼を中心に3人の女性奏者が舞い太鼓を鳴らす。演奏から伝わるエナジーは圧倒的で、時には、畏怖を感じさせるほどだ。
常に太鼓がその中心に。激しいシャウトと鐘の音が伴奏となり、美しい横笛のソロも、太鼓の音をさらに引き立てる。
美しい伝統的な衣装に身を包み、サムライをイメージさせる彼らの所作は、聴覚だけでなく視覚的にも、アーティストとしての彼らの不退転の決意を感じさせる。
前半と後半の間とコンサート終了後、彼らは楽器、メンバー、彼らのCDなどの物販の紹介し、観客に向かい話す。ここでは、彼らは打って変わり、明るくニコニコした雰囲気。女性陣はチャーミングでリーダーはオモシロイ人に。リーダーの自ら「バッドイングリッシュだ」と前置きし、ジョークを交えたトークに、観客は楽しみ、惜しみない称賛を送る。
そして、最後は、終演し退席する観客一人一人に、彼らは可愛い手製の折り紙の鶴をお土産に。素敵な演出で、彼らのステージは終わるのだ。