The 3th HATA's International Drum & Folk Art Festival in Korea 2006 12/14〜12/17 |
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12月14日 |
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![]() 韓国に到着!! |
![]() 桶を組み立てます |
![]() ミキとヒロ |
![]() アイとマサ |
今年で3回目を迎えたドラムフェスティバルに、今年も呼ばれ、これから韓国へ行ってきます。メンバーは、リーダーと研修生2名、それにこのために呼び出した元メンバー2名の計5名です。ろくに練習も出来ていないし、研修生にとって初舞台が海外という、凄い条件下の中での参加となりました。
14時過ぎ、一同成田空港に集結。海外公演時には毎回出国の際、何かしら問題のある私達ですが、やはり、今回も問題発生!!またもやウェイトオーバー! しかし、今回はなんと特別に、オーバーしたバック1個分サービスしてくれたのです!「内緒ですよ」って・・・ありがとう、係員さん!! 17時過ぎに出国しましたが、今回は乱気流の為、飛行機が揺れる揺れる。2時間のフライトでしたが、揺れまくって、メンバー酔い気味・・・。 20時頃、プサン空港に到着。そこには今回の主催者のチーム「HATA」の方々が出迎えてくださり、1年ぶりの再会を喜び合いました。スグサマ太鼓を車に載せ、DAEGUへ。 宿泊するホテルは、去年と同じホテルだったので、近づいてくると、「あ〜見覚えある!」「この店知ってるで〜」と、リーダーと去年参加したアイとで、口々に言い合いました! ホテルに到着し、ロビーで待機していると、別の空港からやってきた、トルコ、ウズベキスタン、台湾のチームと合流。 その中のトルコのトゥーフィーとは、2年前の台湾ドラムフェスからの付き合いで、この日顔が合った瞬間、「オー!イッキ〜!」「トゥーフィー!」とお互い駆け寄り、抱き合いました!少し話をしたのち、部屋の振り分けがあり、全員それぞれの部屋へ。 私達は、太鼓を組み立て(桶は毎回分解して運んでいます)、縦締めをして、終わったら、少しミーティングをして、今日は終了。 |
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12月15日 |
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![]() DAEGUの朝 |
![]() トルコの方達と・・・ |
![]() 今日のステージです |
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今日は、なんといきなり2回公演です。 朝8時にリーダーミーティングがあり、9時過ぎにホテルを出発。1回目の場所は、とある施設の5階で、小さなスペースの会場でした。時間が無い為、リハーサルなしでマーキングしただけの、いきなりぶっつけ本番!私達の出番はラストで、沸点のみの演奏。不安だらけの演奏でしたが、観客ウケは良く、取り合えず一安心・・・。 昼食を摂った後、夜行なう会場へ移動。ここでも余り時間がとれず、わずか数分のリハで終了。あとは控え室でみっちりと練習することにしました。 19時、開演です。今回もトリだったので、たっぷり時間はあり、ギリギリまで打ち合わせをしました。 そして、いよいよ私達の出番がやってきました。曲は、融合、地鳴、沸点の3曲。内容は、悲惨なもので、練習不足がもろに出たステージになってしまいました。 終わってからすぐに撤収し、ホテルへ。 夜遅くまでミーティングと練習をして、就寝・・・。 |
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12月16日 |
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![]() 昼食で〜す! |
![]() 八公山にて・・・ |
![]() 八公山のトンファー寺 |
![]() でた!焼肉!!凄い量です!! |
今日はOFFです! 昨日の2回公演が効いたのか、昼前まで爆睡。近くの食堂で昼食を摂った後、各国自由行動となりました。ガイドの方が、「イッキどこ行きたい?」と聞いてきたので、「海苔を買いたい」と言いました。毎年韓国にきたら、韓国海苔とキムチは必ず買って帰るので、まず買い物を済ませようと思い、ショッピングセンターに向かいました。もちろん今回も購入しました! 次に行ったのが、【八公山】の【トンファー寺】というところに行きました。DAEGUで有名な観光名所に連れて行って!と言ったからです。八公山には沢山のお寺があり、その中の一つだけ見に行きました。長い階段を上ると、立派なお寺があり、その前の広場には、巨大な石像が沢山ありました。ここには、学生が受験必勝祈願等で、訪れる場所らしいです。 そして、次に行ったのは、なんとサウナです。男女2階と3階に別れてまずお風呂に入り、簡易服を着て4階で合流。みんなでサウナに入るのです。DAEGUではサウナが流行っているらしく、カップルや家族連れが、沢山来るそうです。こちらのサウナは日本に比べ温度が低温の為、結構のんびり喋りながら入ることが出来ました。 5階にはジムがあり、軽く汗を流した後は、夕食です。今日はリーダーのリクエストの焼肉!!プルコギです! この肉が、本当に美味しかった!!この3年で一番のヒットです!!あまりの美味しさに、バクバク食べ、ご飯もおかわりしまくり状態・・・!メンバーも感動!!少し味付けされた肉なので、タレもつけずに食べました。焼肉最高〜!! |
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12月17日 |
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![]() 初参加!ウズベキスタンの方々です。 |
![]() 毎日こんな料理が出てきます・・・ |
![]() 記念品を頂きました! |
![]() 飛行機の中から |
あっという間に最終日がやってきました。明日は朝にホテルを出て帰るだけなので、実質今日が最後です。 今日は、まずリーダーと台湾のリーダー(A-GIGI)のみ、9時に朝食も摂らず、劇場へ。なぜかと言うと、この2チームは曲中に、太鼓を移動したりし、また1曲ずつ編成が違うので、事前にマーキングとマイクの位置を、主催者や会場側が知りたかったらしいのです。多少手こずりながらも、何とか終えホテルへ。すると、今度は全員ですぐ出発と言われ、慌てて準備し出発。向かったのがレストランで、またしても辛い物とご対面・・・。汗をダラダラ流しながら食べ終え、いよいよホールへ。 ホールに到着すると、すぐ桶と締を締め、リハの順番が回ってくるまで、控え室で練習。台湾がリハを終えて、私達の番です。今日は、地鳴、遥かなる響き、沸点の3曲。1曲ずつ慎重にチェックして行きます。終わったら再び控え室で練習。その間、リーダーは韓国のとある雑誌の取材と、TVの取材を受けながら、主催者に呼ばれたりするなど、一人でドタバタしてました(笑) また今日の公演のラストに、各国のリーダーだけが集まってセッションしようと言うことになり、時間を見つけてリーダーミーティング。・・・といっても、最初のフレーズを決めただけで、あとはその場で決めるという、アバウトなものでした。でも、これが凄い。やはり各国代表のプロ達ですから、1度だけのリハの中で、内容が2転3転しても、全く問題なし。やっぱり楽器は違えど、やっていることに高い意識、そして高いレベルの人達とやるのは、楽しいです。 そんなこんなで、あっという間に開演。私達はラストの1つ前。楽屋で着替えながらボルテージを上げて行きます。 「かましたれ!日本の太鼓を見せたれ!」 緊張しきっている研修生と、元メンバーに一声掛け、いざ出陣!! ・・・結果は散々でした。 「いっぱい恥をかけ!ほんで自分に怒れ!頭打て!結果は結果や。ほんでどないするねん?やるかやらないかは、自分次第やで。せやないと成長せえへんで。」 沈みきっている控え室で、言いました。 「やってやる!」 全員の一致。その目が来た時より、一段と強く輝いていました。 |
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